【カイロ時事】AFP通信は28日、イスラム組織ハマスの代表団が29日にエジプトを訪問すると報じた。
パレスチナ自治区ガザで交戦が続くイスラエルとの戦闘休止を巡り、イスラエル側が示した案について間接交渉の仲介国エジプトに回答するという。ハマス幹部はこの案に「大きな問題はない」とAFPに述べており、停滞していた交渉が本格化する可能性がある。
イスラエルが示した案では、ガザで拘束が続く人質のうち、女性や子供ら33人の解放を要求。この人質解放が実現した後、「持続可能な平穏の回復」について話し合うとしており、戦闘終結を協議する意向を初めて示したと報じられている。
ただ、ハマス側が要求する「恒久的な停戦」の保証につながるかどうかは不明で、交渉が妥結に至るかは予断を許さない。
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