女優 石原さとみ (37)が28日、フジテレビ系「 ボクらの時代 」(日曜午前7時)に出演。芸能界に入るきっかけはラジオパーソナリティーだったことを明かした。
5月17日から公開さえる映画「ミッシング」の吉田恵輔監督(48)と、同映画で共演する俳優中村倫也(37)と対談。吉田氏からの「何で芸能界に?」との質問に石原は「私、もともと、ラジオのパーソナリティーになりたかったんです」と話した。小学校高学年からずっとラジオばかりを聴いていたという。「私、ラジオッ子で」と打ち明け「この中のおねえさんになりたい」という希望を持ち続けていた。
母親からは「もうそろそろ勉強に集中しなさい」と言われた。いくつかのオーディショを受けて落選。「これを受けてダメならあきらめなさい」と芸能界を未練を断つための記念応募のはずだったホリプロタレントスカウトキャラバンで、グランプリを受賞した。
順風満帆と思われている芸能生活の不安について石原は「全然ありますよ」と振り返る。石原は「15歳でこの世界に入って、雑誌の連載、ラジオのパーソナリティー、CMなどが一気になくなった」時期を振り返った。すべて同じ年だったが、理由が分からずに毎日涙にくれる日が1年ほど続いた。
仕事を1カ月入れずに米ニューヨークに20代でひとり旅にでた。「お弁当食べて、セリフをいって、メークさん、衣装さんもいて、何も自分で選択していなかった。ニューヨークにいったら、着る服もネイルも、メニューだって見なかった。全部自分でやらなきゃいけない」と話し「そうしたらその服カワイイね、そのネイルもカワイイねとか、ナンパもされたし」と自分で選んだものをホメられた。
さらに石原は「うれしくて、じゃあ、好きなもので埋め尽くそう」と考えたという。自分の周囲を「自分の好きなもの」で固めたら「人生が楽しくなった」と話した。
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