「神社で願い事をしてはいけない」と聞いたことはありませんか? そのようにいわれるのは、一体どんな理由からなのでしょうか。
この記事では、神社で願い事をしてはいけないといわれる理由と、参拝方法を紹介します。
■神社で願い事をしてはいけないといわれる理由
何故、神社で願い事をしてはいけないといわれるのでしょうか。
◇(1)神社は日々の感謝を伝える場所だから
神社は、いつも見守り導いてくれている神様に対して感謝を伝える場所。
だからといって、「絶対に願い事をしてはいけない」という決まりはありません。しかし、日々の感謝をせず自分の願い事だけかなえてもらおうとするのは、自己中心的な行動にうつることもあるでしょう。
そのため、願い事は控えた方が良いという考えもあるようです。
◇(2)他力本願になってしまうから
自分は何の努力もせず、ただ「願いをかなえてください」とお願いするのは他力本願というもの。
ご利益ばかりに頼ってしまう場合があるため、願い事をしてはいけないといわれるのかもしれません。
もし神社で願い事をするとしても、自分が努力をする前提でかなえたい目標を宣言するようにしましょう。
■神社での参拝時に伝えたいこと
神社を参拝する時、何をどのように伝えると良いのでしょうか?
◇(1)名前と住所
まずは、自分の名前と住所を伝えましょう。神事などでご祈祷する時、神主さんが祈祷する人の名前と住所を言っているのを聞いたことがある人もいるかもしれません。
しっかり名乗ることで、神様とのつながりができると考えられています。
◇(2)日々の感謝
自分のことを名乗った後は、神様に対して日々の感謝を伝えましょう。
参拝での一番の目的は、神様に感謝することです。いつも見守ってくれていることのありがたさを噛み締めましょう。
◇(3)決意表明
感謝を伝えた後に、あなた自身の決意表明をします。かなえたい目標がある場合は、ここで伝えると良いでしょう。
ただし、あくまで自分が努力することを前提とした宣言にしましょう。「○○をかなえるために努力します。見守っていてください」というようにお願いをしてみてください。
□神社で願い事をする時は「自分の努力」を前提に!
神社で願い事をしてはいけないということはありません。神社に参拝するときの マナー を守り、自分の努力を行う前提での決意や願い事は、神様にも届くはずですよ。
また、願い事でも人を貶めるような願いはNGなので、覚えていきましょう。
(LIB_zine)
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