ハマスに停戦協議を初提案=人質解放後、イスラエル大幅譲歩 – ライブドアニュース

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【カイロ時事】米ニュースサイト「アクシオス」は27日、 パレスチナ 自治区ガザで続く イスラエル とイスラム組織 ハマス の戦闘を巡る間接交渉で、 イスラエル が人質解放後に 停戦 について協議することを初めて提案したと報じた。

ハマス 掃討を掲げる イスラエル は、一時的な戦闘休止にこだわってきたが、大幅に譲歩した形だ。

報道によると、 イスラエル と仲介国エジプトが提案を練り上げたといい、 イスラエル はガザで拘束が続く女性や子供ら人質33人の解放を求めた。一方、避難民全員のガザ北部への帰還など ハマス 側の要求について、受け入れ可能とみられる条件を示したという。

これまで、恒久的な 停戦 を求める ハマス と、一時的な戦闘休止を主張する イスラエル との溝が埋まらず、間接交渉は行き詰まっていた。 イスラエル 当局者はアクシオスに、「持続可能な平穏の回復」について話し合う意向だと説明。 停戦 協議を盛り込むことで、「われわれが合意に向けて真剣だと、 ハマス が認識することを望む」と語った。

ただ、レバノンのメディアは27日、 イスラエル から提案を受け取った ハマス の幹部が、「 イスラエル の姿勢に根本的な変化が見られない」と語ったと報じた。同幹部は、 イスラエル 軍のガザ撤退や恒久的な 停戦 について「明確な回答」がないと指摘した。

アラブメディアは28日、 ハマス 代表団が29日にエジプトの首都カイロを訪れ、エジプト側と協議すると報道。 ハマス は近く提案に関し、正式に回答するとみられている。

ロイター通信によると、 イスラエル のカッツ外相は27日、地元メディアに対し、「人質の解放は最重要項目だ」と強調。 ハマス との間で合意に達すれば、ガザ最南部ラファへの地上侵攻を先送りする考えを示した。また、カービー米大統領補佐官(広報担当)は28日放送のABCテレビの番組で、 イスラエル は米側との十分な協議なしに「ラファへ侵攻しないと保証している」と述べた。


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