【AFP=時事】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2024)は26日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-4、3-6、6-3でマグダ・リネッテ(Magda Linette、ポーランド)との接戦を制し、連覇に向けて3回戦に進出した。
世界ランキング2位のサバレンカは、今年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)で優勝して以降は調子が上がらず、相手の善戦もあって2時間9分で激闘を制した。
第1セットは強打を誇るサバレンカが先取したものの、第2セットは逆に主導権を握られ、結局世界48位のリネッテに勝負を最終第3セットまで持ち込まれた。それでも四大大会(グランドスラム)通算2勝を誇る実力者のサバレンカは、相手のブレークポイントを3度しのいでサービスゲームをキープすると、ネットをかすめるウイナーを決めてブレークに成功し、ゲームカウント5-3でリード。最後はエースをたたき込んで勝利を締めくくり、ロビン・モンゴメリー(Robin Montgomery、米国)との3回戦に駒を進めた。
前週のポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2024)で今季ツアートップの3勝目を挙げるなど絶好調を維持している第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)は、ルシア・ブロンゼッティ(Lucia Bronzetti、イタリア)に6-4、6-3で快勝。次戦の相手は、同大会で準優勝を収めた第25シードのマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)を6-2、7-5で撃破したマヤル・シェリフ(Mayar Sherif、エジプト)に決まった。
第6シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)は、ユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)に5-7、0-2とリードされたところで、太ももの負傷を理由に途中棄権した。
昨年大会では4回戦進出の快進撃を見せたロシア出身の16歳ミラ・アンドレーワ(Mirra Andreeva)は、第29シードのリンダ・ノスコバ(Linda Noskova、チェコ)との10代対決に臨み、4-6、6-3、6-3で逆転勝ちを収めた。
【翻訳編集】AFPBB News
■関連記事
・ 1か月ぶり復帰のアルカラス、マドリードOP連覇に向け初戦突破
・ 大坂なおみ マドリードOP2回戦敗退、シフィオンテクら快勝
・ BJK杯決勝ラウンド、史上初のノックアウト方式で開催へ
發佈留言