【AFP=時事】女子テニス元世界ランキング1位で、四大大会(グランドスラム)通算2勝のガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)が20日、現役引退を発表した。
ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード(2024 Laureus World Sports Awards)の会見で「お別れを言うときが来た。長く美しい現役生活だったが、引退するときが来たと感じる」と述べ、「少しずつ下した決断」と説明した。
1年以上ツアーから離れ、昨年1月のリヨン・オープン(Open 6ème Sens – Métropole de Lyon 2023)が最後の公式戦となっていた中で「競技を中断して家に戻ったときは休みを心から歓迎した」「日に日に気分が良くなり、以前のような規律や厳しい生活を懐かしむこともなく、これまでポジティブな時間となっている」と語った。
現在30歳のムグルサは、2012年にツアー本戦デビューを果たすと、15年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)で初のグランドスラム決勝に進出。そのときはセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)に敗れたが、翌16年の全仏オープン(French Open 2016)では決勝でセレーナに雪辱を果たし、グランドスラム初優勝を遂げた。
17年のウィンブルドンではセレーナの姉ヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)を破ってグランドスラム2勝目を挙げ、その2か月後に世界ランク1位になった。
【翻訳編集】AFPBB News
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